▼　簡単な貨車への積み込み設備。
　トキ25000を跨ぐように設置してある簡易クレーン、
　トキ25000の直上にクレーンを吊るす台車がいるのがお判りいただけるだろうか？

　かつてはちょっと大きい駅の外れにはこのような設備が見られた。
この写真は '70 頃の、水島臨海鉄道倉敷市駅の東側に存在した荷役設備である。
現在では倉敷市駅はＪＲ倉敷駅に隣接する位置まで東に延びた。
この写真の左側の小屋のすぐ左手には、倉敷駅の貨物荷役線が１本（この線は現在
本線からは分断されたが、倉敷駅には線路が今でも残されている）延びていて、その
さらに左手に本線下り線が走っている。

　現在では、ちょうどクレーンの奥あたりが水島臨海鉄道の倉敷市駅に相当するだろうか。
この写真を撮影した跨線橋は現在でも健在だが、この写真の逆側にあったちいさな
操車場の線路群は現在でも残っているものの、使われている様子はない。